雪国に住んでいるため、毎年11月下旬頃にスタッドレスに履き替え、3月中旬頃にノーマルに戻しております。今回は自前でやっているタイヤ交換方法について書いていきます。
★必要なもの
・車止め2つ
・ジャッキ(今回はガレージジャッキを使用)
・インパクトレンチ
・トルクレンチ
★作業1.フロントタイヤ取り外し
水平でコンクリやアスファルトなどのしっかり硬い場所に駐車します。
私のシエラはATなので、シフトをパーキングに入れ、サイドブレーキもかけます。4駆に入れるという口コミも見かけるので4駆に入れます。
前回の交換でフロントハブに傷をつけてしまったので、傷つき防止のため養生テープで保護します。


車止めをリヤタイヤの後ろにセットします。

フロントデフ右にあるジャッキポイントにガレージジャッキをセット。


ジャッキが外れた時に挟まれ防止のため、車体下に他のタイヤを置いておきます。
ジャッキアップしていきます。ジャッキのバルブをしっかり閉めておかないと、徐々に下がってくる時があるので注意です。(過去に、徐々に下がってきて大変な思いをしました。)
説明書によると、ジャッキアップ後はリジッドラックに掛け替える必要がありますが、自己責任で省いています。
安全性のため、リジッドラックを買わないと駄目ですね…
インパクトレンチでナットを外し、新しいタイヤと交換します。ソケットは19mm。
★作業2.フロントタイヤ取り付け
YOUTUBEで見たいい方法で、足の上にタイヤを載せて持ち上げながら調整すると、ホイールをはめ込みやすいです。

ナットを対角線上に締めていきます。既定のトルクで締まるように、トルクレンチを使用します。
シエラの締め付けトルクは「100N・m(1020kgf・cm)」です。


以前は馬鹿力で締めていましたが、ボルト破断の恐れもあるので、トルクレンチを買いました。

ジャッキダウン後、車体下に置いたタイヤをどかし、車止めを外してフロントの交換は完了。
★作業3.リヤタイヤ取り外し
車止めをフロントタイヤの前にセットします。
リヤデフにあるジャッキポイントにガレージジャッキをセット。


車体下にタイヤを置き、ジャッキアップ、タイヤを取り外します。
ホイールキャップは、ゴムハンマーで布を当てながら円をかくように叩いて、取り外します。


キャップは、交換するタイヤに取り付けます。(写真は社外品のホイールキャップです。)

★作業4.リヤタイヤ取り付け
フロントと同じ方法で取り付けて完了。
★作業5.交換後の作業
・新しく取り付けたタイヤの空気圧をチェック。既定の空気圧は「180kPa(1.8kgf/cm2)」


・1,000km程度走ったらナット緩んでいないか点検。
・タイヤはローテーションしていく。
・ホイール、タイヤは洗って、直射日光が当たらない場所で保管。



10年以上、自前で交換していますが今のところ不具合はありません。
ですが、やっぱりプロに交換してもらう方が安全ではあると思います。
安全性のため、リジッドラックを買わないと駄目ですね…
何か改善した方が良い点などありましたら、コメントで教えて頂けると助かります。

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